待ちに待った!!

少し前のことになりますが、わが社にH(水素)の検査ができるやつがきたお話です。弊社では肥料や土壌などのC(炭素)、N(窒素)を測定するための分析装置として、CNコーダーという装置を用いていました。この装置はサンプルのCとNの含有量を同時に分析することができ、肥料の分析などで大活躍していました。しかし、汚泥などの有機物を燃料にする検体でしばしば求められるH(水素)の分析につきましては、これらを同時に行なうことはできなかったのです。そういうこともあって、同時に三つの元素分析が可能な装置が長い間望まれていて2015年の夏、ついにその時がやってきたのです。

紹介します。こいつがHの検査もできる・・・CHNコーダーです。

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後光が射して見えるのは決して西日の為だけでは無いはずです。様々な性状のサンプルのC、N、そしてHの含有量を迅速に測定してくれる心強いやつです。さらに、今までは分析終了のブザーに呼ばれて次の試料を手で装置に導入する必要があったのですが、奮発してオートサンプラーをセットにしていますので、分析の開始から終了まで自動で行えるようになりました!浮いた時間であんなことこんなことが出来るようになり、仕事の効率も大幅に向上しました!

ご覧の皆様、ぜひとも弊社にC・NのみならずHの分析の依頼をお願いします。

投稿STAFF 清水