機器の紹介

最近でもないですが、約1年半前に購入して良かったと思う機器の紹介です。

それがこちら「水蒸気蒸留装置」。                            私が使用しているのは手前側の食品添加物用です。(左奥側が環境のフッ素、シアン、ホルムアルデヒド分析用)

もともとはガスバーナーで水を沸騰させる装置を使っていたのですが、新しく導入した装置は電気で加熱する方式になりました!パチパチ(拍手)

何が良いかって言いますと、沸騰の安定性、再現性が素晴らしい!(個人の感想です。)    ガスバーナーのときは火加減の調節など、検査員の熟練度が必要でしたが、この装置なら新人でも安定した結果が得られ、とてもとっつきやすい装置となりました。

逆に数少ない弱点を挙げますと、ガス火と違って加熱部分の温度がすぐ下がらないため、電源を切ってもしばらく沸騰し続けており、次のサンプルがすぐスタートしにくい、というところです。なので、この装置あと2台欲しいな。。。なんて浅はかな考えを抱いております。

こちらの装置は、食品添加物試験、器具・容器包装試験、アルコール分析などで絶賛活躍中です。

 

投稿STAFF 吉本