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研究所コラム

カラ梅雨のなかの京都で

2005年06月27日

所 長  林

写真画像

先日、京都で行われた国立環境科学研究所主催の公開シンポジウムに行ってきました。
 今回はシンポジウム会場が京都駅のすぐ近くということ、また遊びで京都へ行くには
マイカー利用が多く、京都駅周辺を歩いたことがなかったために、少し早めに出かけ「東寺(正式名称は教王護国寺)」を駆け足で廻ってきました。
 今年の気候は地球温暖化による影響の一つなのでしょうか、梅雨の最中というのにカラ梅雨傾向で30℃を超えるカンカン照りのなかの参拝となりました。翌日新聞で確認したところ、最高気温は京都で34.8℃を記録したとのことでした。
 いつもは多くの観光客が訪れるという広い境内は、土曜日というのに修学旅行生や一般旅行者がチラホラ歩いている程度で、大きな樹の涼しげな木陰で休息する人の姿もまばらでした。
 「環境に関する試験検査」は当研究所にとって大きな柱の一つであり、必要な知識を得るための参加となりました。普段はローカルな環境問題にたずさわることが多く、あまり「地球温暖化」というようなグローバルな問題については考えることが少なかったように思います。
 今年2月に京都議定書が発効したこの時期に、京都で催されたシンポジウムに参加し、発表者の一人が、地球温暖化の影響は遠い将来に起こる現象ではない。自分たちの子や孫の世代がまさに直面しようとする2050年を想定し、対応策を講じていくことが必要である。そのためには、地球の温暖化が顕在化し始めている今、お互いに知恵を出し合い、行動を起こしていかないと手遅れとなると力説されていました。