レジオネラ属菌は、本来水や土壌に関係した環境細菌で、現在41菌種が命名されています。
平成11年4月に感染症新法が施行されたことに伴い、レジオネラ症が4類感染症に指定されました。
レジオネラ感染は、冷却塔(クーリングタワー)や、循環式浴槽等の設備の維持管理が不適な場合、環境から混入したレジオネラ属菌が増殖し、その飛沫(エアゾロル)が呼吸器に入った時におこる日和見感染症です。特に抵抗力の弱い高齢者の方や乳幼児は注意を払う必要があります。
以上のことより、連続循環方式の入浴設備を設ける施設は、定期的な水質検査をうけることが重要となってきています。
レジオネラ属菌検査
レジオネラ属菌検査の概要
| 検査箇所 | 浴槽水循環系統ごと |
|---|---|
| 検査頻度 | 年2回以上 |
| 採取量 | 浴槽水 1000ml |
| 試料容器 | 滅菌ポリ容器 |
| 所要日数 | 7〜14日 |
浴槽水等の水質検査は、循環式浴槽の形態によって以下のとおり、
定期的に行うこととされています。
- 1)毎日完全換水型 : 1年に1回以上
- 2)連日使用型 : 1年に2回以上(浴槽水の消毒が塩素消毒でない場合、1年に4回以上)
- ※尚、この検査に関する書類は、3年以上保存しなければなりません。
水質基準(公衆浴場における水質基準等に関する指針:厚生労働省)
- 1)濁度は、5度以下であること。
- 2)過マンガン酸カリウム消費量は、25mg/L以下であること。
- 3)大腸菌群は、1個/1ml以下であること。
- 4)レジオネラ属菌は、10CFU/100ml未満であること。
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| レジオネラ属菌の分析 |
|---|
公衆浴場水の基準について
厚生労働省健康局長 (別添1)公衆浴場における水質基準等に関する指針
健発第 0214004号 (H15. 2.14)
| 原水、原湯、上がり用水、 上がり用湯 |
浴槽水 | |
| 水素イオン濃度 (PH値) |
5.8 以上〜8.6 以下 | / |
|---|---|---|
| 濁度 | 2度以下 | 5度以下 |
| 色度 | 5度以下 | / |
| 過マンガン酸カリウム消費量 | 10mg/L 以下 | 25mg/L 以下 |
| 大腸菌群 | 50ml中に検出されないこと | 1個/ ml 以下 |
| レジオネラ属菌 | 検出されないこと (10CFU/100ml 未満) |
検出されないこと (10CFU/100ml 未満) |
| 備考 | 原水,原湯,上がり用水,上がり用湯,循環ろ過装置を使用していない浴槽水及び毎日完全換水型循環浴槽水: 1回以上/年 浴槽水及び毎日完全換水型循環浴槽水: 1回以上/年 (浴槽水の消毒が塩素消毒でない場合: 4回以上/年) |
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